純和会

毎日生きて思う事

空手は理から

空手を指導するのに技から教えても上達は遅い。おそらくたいていの指導者が間違えている。それで基本だの移動稽古をやらせて最終的に組手をやらせるが、それでは組手で使えない。それを観て基本は組手で役に立たないとまで言ってしまう人まで出てくる始末。前屈立ちによる突きは呼吸を入れる事で全身を締める稽古にはなる。基本は稽古はあくまで達人が動きの再確認の意味で行うものだ。純和会は技より動き方から教える。技は組手もやらせつつ確認の意味で形を行う。クルマの運転を覚えるのも同じだけど、基本が出来てからクルマに乗って運転するか?答えはNOだ。運転することで基本を知るんだ。そこで教本に戻れば良い。基本が出来るようになった時には応用も可能という事だ。空手の審判も同じ。実際に試合をこなさないと身につかないんだ。それから色々な判断が可能になる。